整体枕で首が痛い原因は?首が痛いときの対処法

「整体枕を使ったら首が痛くなった…」

首や肩の凝りを解消することが期待できる整体枕ですが、使い方を間違えると首が痛くなることがあります。

当記事では、整体枕で首が痛くなる原因と対処法についてご紹介します。

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目次

整体枕で首が痛いのはなぜか

整体枕を使用して首が痛くなる原因は、以下の3つがあります。

  • 首が支えられていないため
  • 大きさが合っていないため
  • 寝返りができていないため

整体枕で首が痛くなる原因について、1つずつ解説していきます。

整体枕が首を支えられていないため

整体枕本来の効果を発揮するのは、頭だけではなく、首までしっかりカバーできているときです。

そのため、頭だけをのせている状態だと、首が痛くなることがあります。

正しい位置で枕を使用しないと整体効果を発揮できません。

(参照)THE MAKURAの正しい使い方

整体枕を使用するときは、頭から肩にかけて整体枕にのせるようにしましょう。

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整体枕の大きさが合っていないため

整体枕で首が痛くなる原因の1つに、枕自体の大きさがあっていないこともあります。

枕の大きさには「高さ」「幅」「素材」が挙げられます。

整体枕の高さが合っていない

整体枕は、適切な高さで使ってこそ効果を発揮します。高すぎても低すぎてもいけません。

整体枕が高すぎると頸椎のカーブが急になり、低すぎると頸椎が逆U字カーブを描きます。

どちらの場合も首への負担が大きくなるため、就寝中や起床時の痛みや不快感につながります。

整体枕の幅が合っていない

整体枕は、ある程度の大きさが必要です。幅は、左右に寝返りをうっても頭が落ちない程度は必要です。

また奥行きは、肩口までぴったり枕をつけられるだけは必要です。

体格によっても変わるので一概には言えませんが、幅60cm以上、奥行き40cm以上の大きさが目安になります。

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整体枕の素材が合っていない

整体枕は、心地よさを感じてリラックスすることも大切なので、素材は好みのものを選びましょう。

ただし、硬すぎる枕と柔らかすぎる枕には注意が必要です。

硬すぎる整体枕は、首との間に隙間ができ首に負担をかけてしまいます。

一方、柔らかすぎる枕は頭が深く沈み込むため、前述の低すぎる枕と同様に頚椎が逆U字カーブを描きやはり首に負担がかかります。

寝返りが上手くできていないため

寝返りは、体の同じ部位に負担が集中することを防いでくれます。

寝返りがしにくい整体枕を使うと、血流や体液の循環が悪くなったり、筋肉がこわばったりして不調の原因となります。

寝返りをうったときに頭が落ちない大きさが整体枕には必要です。

整体枕で首が痛い状態にならないための対処法

では、整体枕で首が痛くならないためには、どんな対処法があるのでしょうか?

整体枕の正しい使い方についてご紹介します。

カバーやパットで高さを調整する

整体枕は、自分の体に合った高さであることが最も大切です。しかし、最初から高さがピッタリの枕を用意することは難しいかもしれません。

高さが調整できる整体枕を選べば、使用感を見ながら調整できます。

高さ調整用のパッドが付属していたり、カバーにパッドが内蔵されていたり、さまざまなタイプがあります。

肩口まで整体枕を引き寄せる

頭だけを整体枕に乗せるのではなく、肩口にかけてのカーブも埋めるようにしましょう。

そのためには、最初に枕に頭を乗せ、次に枕の両下端を持って肩口までしっかり引き寄せます。

この時に、肩全体が枕に乗っているなら引き寄せすぎです。引き寄せるのは肩口まで、と覚えておきましょう。

掛け布団を軽いものに変える

整体枕だけではなく布団が原因で寝返りがうちにくいこともあります。

重すぎる布団は寝返りを妨げるからです。

寝返りが十分にできていないと感じたら、布団を軽いものに変えるのも有効な方法です。

首が痛い状態になる整体枕を使い続ける危険性

正しい整体枕の使い方をしても、首が痛いのがなおらないときは、使用を控えるべきです。

首が痛い状態になる整体枕を使う危険性について解説します。

首すじが痛くなる

体に合わない整体枕は、頚椎や首、肩に負担がかかるため周りの筋肉も緊張した状態が続きます。

すると、起床時に首や肩がこっていたり痛みを感じたりするようになります。

合わない整体枕を使い続けると慢性的な首や肩のこりにつながることがあります。

腰痛

合わない整体枕を使うと、首と肩だけではなく腰にも負担がかかります。

背骨は首から腰までつながっていて、全体でバランスをとっているためです。

合わない整体枕で首や肩に不調がおこれば、やがては腰にも影響を及ぼします。結果、腰痛を引き起こしてしまうのです。

ストレートネック

本来なら首の骨は緩やかに湾曲しています。この自然な湾曲がまっすぐになった状態をストレートネックといいます。

下を向いてのスマホ使用や猫背などの前傾姿勢が、ストレートネックの原因としてよく知られています。

また、高すぎる枕もストレートネックの原因になります。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に一時的に呼吸が止まる症状です。無呼吸は脳の覚醒を促すため、熟睡できずに睡眠の質が極端に下がります。

そのため寝ても疲れが取れない、昼間に眠気を感じるといった状態に。

高さが合っていない整体枕は頚椎が圧迫されて気道が狭くなるため、睡眠時無呼吸症候群の症状を助長することがあります。

頭痛

整体枕があっていないことは、頭痛を引き起こす原因にもなります。

合わない整体枕は頸部を圧迫し、交感神経が過度に緊張させることがあります。

交感神経が緊張した状態だと、脳への血流がとどこおり頭痛が起こるのです。

首が痛い状態にならない整体枕の使い方

最後に、整体枕の使い方について解説します。

正しい使い方をすることで、首や肩の凝りを解消してくれる効果が期待できます。

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正しい整体枕の向きに置く

使用にあたって、まずは整体枕を正しい向きで使いましょう。立体構造で窪んでいる面を上にします。

そして、高さが低い方を頭側、高さが高い方を首側に向けて置きます。

一見すると高さが低い方を首側にしてしまいそうですが、逆にして使わないように注意してください。

正しい位置に首を置く

整体枕を使う際は、まず最初に枕をしっかり肩まで引き寄せることがポイントです。その後、頭と首をのせます。

頭がすっぽりとはまり、首が心地よくサポートされている状態を感じてください。寝返りをうった場合はどうなるのでしょう。

整体枕は、寝返りが自然にうてるように配慮されており、横向きでも首への負担が軽減できる形状です。

うつ伏せの場合も胸部への圧迫を極力抑える形状で、空気の通り道ふさぎません。

まとめ|整体枕で首が痛いときは使い方を見直そう

ストレートネックの解消や、首・肩の凝りの解消が期待できる整体枕ですが、使い方を間違えると首が痛くなることもあります。

整体枕の正しい使い方を改めて知り、もう一度使用してみることをおすすめします。

ただ、使い方を修正してもなお、首が痛い場合はすぐに使用をやめましょう。

もしくは、整体枕以外のところに原因がある可能性があるため、専門家の意見を聞くことをおすすめします。

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